2021年12月,「株式会社植物乳酸菌研究所」は,「株式会社 IPL」へと社名変更しました。IPLは,広島大学大学院医系科学研究科の杉山政則教授により,2008年10月に設立された広島大学発ベンチャー企業であり、2008（平成20）年度に採択された文部科学省都市エリア産学官連携促進事業〈発展型〉・杉山プロジェクトのミッションの1つとして設立されました。杉山教授は「健康長寿社会の実現をめざして安心で安全な植物乳酸菌および麹菌の有効利用技術開発の研究成果を広く社会に還元し,産学連携を通じて産業の発展に貢献したい」と考えの下に本ベンチャー会社を設立しました。
当社は,既に1,200株を超える同定済み植物乳酸菌のライブラリーを管理保管しており,これら乳酸菌株および麹菌などの保健機能性分子を利用して,保湿効果の高い化粧品,整腸作用に優れた乳酸菌飲料,歯周病や虫歯の予防改善効果のある口腔ケア製品,肝機能およびフレイルとサルコペニアの予防改善に有効な健康サプリメント,胃潰瘍や胃癌のリスクファクターとなるピロリ菌を死滅させる果汁発酵飲料など,人々のQOL（Quality of Life）向上に役立つ新製品の研究開発に取り組んでおります。既に,国内外の食品企業は,関連特許, ノウハウ技術,植物乳酸菌株の利用許諾を受けて新製品を市場展開しています。当社は,広島地域,国内にとどまらず,全世界の人々の健康を支えることを究極の目標として, 研究開発に取り組んでおります。
株式会社IPL（IPL, Inc.）
代表取締役 杉山 政則
